逆流性食道炎の症状と治し方

逆流性食道炎

 逆流性食道炎とはどんな病気?

逆流性食道炎は胃酸などが食道に逆流して食道の粘膜にトラブルが起こることで胸焼けなどの症状が発生する病気のこと。逆流性食道炎と呼ばれるのが一般的ですが、胃食道逆流症の英語表記「GERD(ガード)」とも呼ばれるみたいです。胸焼けや喉元まで酸っぱいものが上がってくる症状があります。

原因は、食道の一番下にある括約筋が何かのトラブルによってゆるんでしまい、胃の中の物が逆流してしまうことにあります。また、食道裂孔ヘルニアという病気も原因になるようです。食道は横隔膜にある食道裂孔という穴をへて胸からお腹にかけてあるんですが、この病気は、その穴が広がり胃が上に持ち上がってしまうものです。高齢で猫背の女性に多くみられる病気なようです。

逆流性食道炎は1990年くらいまでは成人で5%以下しかかかっていない病気でした。それが90年代後半から増え始め、現在では10%ほどまで上がってきています。食生活の欧米化が特に大きな原因だそうです。あと胃に存在するヘリコバクターピロリ菌が減っているのも理由なんだそうです。

逆流性食道炎になる人が増えた要因

・食生活の欧米化
・胃酸分泌能の亢進
・ヘリコバクター・ピロリ菌の減少
・肥満増加
・メタボ増加
・薬剤の服用増加
・高齢化

 

逆流性食道炎による悪影響

逆流性食道炎によって睡眠障害が起こることも最近判明したそうです。逆流性食道炎になった患者さんの約半数が睡眠障害になったという調査結果もでています。一般人だと約2割なのでこの病気がいかに影響しているかがわかります。夕食が遅い人は寝る前に胃に食物が残っている状態になり特に影響大なようです。そして、睡眠不足が続くと逆流性食道炎もまた悪化する負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

逆流性食道炎の治し方

病院に行くと、胸焼けや呑酸(どんさん:酸っぱいものが口まで上がってくる症状)があるか聞かれます。その他問診票を使ったり、内視鏡検査を行うことも。

逆流性食道炎は症状の重さによってA・B・C・Dの4段階(Dに行くほど重症)に分けられます。日本人の約9割がA・Bに該当するそうです。

治療には「プロトンポンプ阻害薬」という薬が使われます。この薬を使うと、8週間服用で9割が回復するとの結果もでています。ただし、結局は食生活や生活習慣を改善しないかぎり同じことが起こってしまいます。揚げ物やチョコ、酸性食品といった高脂肪食、喫煙、過剰なアルコール摂取も逆流性食道炎の原因になります。また、食べてから寝るまでの間隔が短いことも大きな理由となります。

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